日本歴史地名大系 「竹ノ尾城跡」の解説 竹ノ尾城跡たけのおじようあと 大分県:杵築市鴨川村竹ノ尾城跡[現在地名]杵築市鴨川迫(さこ)の南方、溝井(みぞい)川に接した断崖絶壁の台地上にある。「豊陽志」に大友親秀の六男親重は建長二年(一二五〇)鴨川(かもがわ)に居住し、木田(きだ)村台山(だいさん)城を草創するとある。「杵築郷土史」は鴨川に住み竹ノ尾城を築くとある。「豊城世譜」は竹ノ尾城が狭くなったので、台山に応永元年(一三九四)築城するとある。東方は海に面し断崖絶壁で、南方も急傾斜地で、北方は山頂付近は急傾斜地、西方は緩傾斜している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by