…薄経木は,紙のように薄く削ったもので食品の包装などに用いられるが,これは1852年(嘉永5)に武州月輪(つきのわ)(現,埼玉県比企郡滑川村)で付木の製造をしていた宮島勘左衛門が完成したものだという。前年,関東一円でマダケの開花枯死が起こり,当時包装材料として需要の増大していた竹の皮が不足したため,勘左衛門はそれにかわるものをと考えて研究開発したのであった。なお,明治後期ごろから重要な輸出品であった経木真田(さなだ)は,麦稈(ばつかん)真田の代用品として考案されたが,染色その他の加工がしやすいため,婦人帽などの材料として欧米で歓迎されたものである。…
※「竹の皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...