20世紀日本人名事典 「竹内碧外」の解説 竹内 碧外タケウチ ヘキガイ 大正・昭和期の木工芸家 生年明治29(1896)年4月21日 没年昭和61(1986)年2月13日 出生地福井県 本名竹内 寅松 経歴明治41年堀田瑞松、その弟子・林松香に師事、大正元年京都に出て同門下・福田三松に唐木細工の技法を学んだ。制作のかたわら木工芸などの古典研究に打ち込み、唐木材や各種材の識別、用法に精通。のち正倉院木器調査に当たり詳細な文書記録を残した。唐木細工、京指物、洋家具、指物や刳物など幅広い制作を試みた。代表作に「行雲流水文硯箱・文台」など。昭和46年唐木技法で国指定の無形文化財に選定された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内碧外」の解説 竹内碧外 たけうち-へきがい 1896-1986 大正-昭和時代の木工芸家。明治29年4月21日生まれ。堀田瑞松(ずいしょう),林松香(しょうこう),福田三松(さんしょう)に師事して唐木細工の技法をまなぶ。正倉院の木工芸調査に従事し,くわしい記録をのこした。昭和46年選択無形文化財保持者。昭和61年2月13日死去。89歳。福井県出身。本名は寅松。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by