竹原上郷村(読み)たけはらかみごうむら

日本歴史地名大系 「竹原上郷村」の解説

竹原上郷村
たけはらかみごうむら

[現在地名]美野里町竹原たけはら

園部そのべ川の左岸に位置し、東南は竹原中郷村、北東は竹原新田村。中世から近世初期には上記二村の地と一つで竹原村ないし高原たかはら村とよばれていた(→竹原中郷村。のち三村に分れ、元禄郷帳には「竹原上郷村」とみえる。

近世は慶長七年(一六〇二)から正保二年(一六四五)までの秋田氏領を経て天領、寛文一一年(一六七一)旗本内藤氏領、元禄一一年(一六九八)より同一三年八月まで再び天領、同年九月より守山藩(のち松川藩)領となる。幕末の村高を記す「各村旧高簿」は村名を「竹原村」とし、高一〇六六・四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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