竹田広貞(読み)たけだ ひろさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹田広貞」の解説

竹田広貞 たけだ-ひろさだ

1673-1725 江戸時代前期-中期能役者
延宝元年生まれ。貞享(じょうきょう)4年京都在住の加賀金沢藩の能役者,金春流の竹田権兵衛広富の養子となり,宝永6年3代権兵衛を襲名。能楽史の研究もおこない,「歌舞名物同異抄」「徳華問答抄」などを刊行した。享保(きょうほう)10年7月21日死去。53歳。一説に享保5年死去。本姓内藤。幼名は弁四郎。前名は竹田庄五郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android