笑山寺(読み)しようざんじ

日本歴史地名大系 「笑山寺」の解説

笑山寺
しようざんじ

[現在地名]下関市大字豊浦村 土肥山

功山こうざん寺の東にある。曹洞宗で蓬莱山と号し、本尊如意輪観音

「豊府志略」によれば、元和年中(一六一五―二四)長府藩初代藩主毛利秀元が井田いだ村の来福らいふく寺の三庭を招いて、長府のかめこうにあった蓬莱山潮音ちようおん院という古跡寺号を現在地に移して再建実母位牌を安置し、その法名にちなんで妙寿みようじゆ寺と改称したのに始まる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android