笠袋(読み)かさぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「笠袋」の意味・読み・例文・類語

かさ‐ぶくろ【笠袋・傘袋】

  1. 〘 名詞 〙 中世以降の旅行行列で、笠(傘)をしまって持ち運びする袋。持ち主や訪問先の身分家柄によってその材質装飾が区別される故実があった。〔宗五大草紙(1528)〕
    1. 笠袋〈宗五大草紙〉
      笠袋〈宗五大草紙〉
    2. [初出の実例]「笠袋 幕府以下大名より陪臣に至り実用の笠は一文字形菅笠を貴人は黒天鵝絨嚢に納れ図の如く曲りたる竹に釣て僕肩之にす、凡士等は浅黄或は紺袋入也、袋木綿也、これも乗物に駕す位の人のみ也」(出典随筆守貞漫稿(1837‐53)二六)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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