笠野神社(読み)かさのじんじや

日本歴史地名大系 「笠野神社」の解説

笠野神社
かさのじんじや

[現在地名]津幡町笠池ヶ原

笠池かさいけはら集落の南部丘陵「宮のしろ」に鎮座。幹囲四メートル以上のスギアカガシウラジロガシなど巨木による社叢がある。旧村社。祭神手力雄命。「延喜式」神名帳に記載される加賀国加賀郡一三座のうち同名社に比定される。創建年代は不明だが、近世後期のものとされる麻製の幟(社蔵)に「奉献十八箇惣社笠野神社」とあり、笠野郷の総社として仰がれたらしい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 カリ 伝承 刈安

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む