符契(読み)フケイ

デジタル大辞泉 「符契」の意味・読み・例文・類語

ふ‐けい【符契】

割符わりふ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「符契」の意味・読み・例文・類語

ふ‐けい【符契】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わりふ。あいふだ。
    1. [初出の実例]「申〈世利之〉月日。与彼南海戦間。正是符契〈世利〉」(出典続日本後紀‐承和七年(840)七月己亥)
  3. ( ━する ) ぴったりと合うこと。
    1. [初出の実例]「恰も我邦の輓近までの風俗に符契せり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)

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普及版 字通 「符契」の読み・字形・画数・意味

【符契】ふけい

わりふ。よく一致することにたとえる。晋・袁宏〔三国名臣序賛〕世の中、名を保持し、君臣相ひ體すること、符を合するが(ごと)きは、則ち燕昭(王)・樂毅(がくき)、古のなり。

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