デジタル大辞泉 「第一相試験」の意味・読み・例文・類語 だいいっそう‐しけん〔ダイイツサウ‐〕【第一相試験】 新しい医薬品や治療方法について効果や安全性を確認し、国の承認を得るために行われる臨床試験(治験)の第1段階。同意を得た少人数の健康なボランティアを対象に、治験薬の投与量を少しずつ増やしながら、薬剤の安全性や体内での動態(吸収・分布・代謝・排泄)を調べる。フェーズ1。第1相臨床試験。[補説]抗癌剤こうがんざいや抗精神病薬など侵襲性の高い薬剤の場合は患者を対象に行われる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例