共同通信ニュース用語解説 「第1原発事故の燃料溶融」の解説
第1原発事故の燃料溶融
福島第1原発事故の燃料溶融 東日本大震災の発生時に運転中だった東京電力福島第1原発1~3号機では、全交流電源を喪失して原子炉の冷却ができなくなり、炉内の核燃料が溶け落ちる炉心溶融が起きた。2号機は溶けた燃料の一部が、1、3号機は大部分が、原子炉圧力容器の底部を突き抜けて格納容器に落ちたとみられている。東電と政府は、溶けた燃料の大まかな取り出し工法を今年夏ごろに決め、2021年に最初の原子炉で取り出し作業を始める考えだが、計画通りに進む見通しは立っていない。
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