ささ‐ぶき【笹吹】
- 〘 名詞 〙
- ① 比較的少量の素材による銀製品の製作方法。水中に笹の葉を入れ、その上に溶解された銀(純良のもの)を静かに少量ずつ投入し、小形に凝結させる。その製法、また製品をいう。現代では「電解銀」と呼んで、地金商が扱っている。笹吹銀。
- ② 銀や銅のきわめて小粒なもの。
- [初出の実例]「笹吹 銅の極めて小つぶなるものをいふ」(出典:俚言集覧(増補)(1899))
- ③ =ささがき(笹掻)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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