笹森稲荷神社(読み)ささのもりいなりじんじや

日本歴史地名大系 「笹森稲荷神社」の解説

笹森稲荷神社
ささのもりいなりじんじや

[現在地名]甘楽町福島 笹森

川右岸の台地上に西面して築かれた笹森稲荷古墳の墳丘上に鎮座する。祭神は倉稲魂神・豊城入彦命。創建年代不詳、一説では天長二年(八二五)とも伝える。旧村社。東覚とうがく(学)院が別当であった。「織田様御代々覚書」(高山家蔵)によると寛永二年(一六二五)、のちに小幡藩主織田信昌となる百介が誕生の時に産土神とし七石の社領寄進を受ける。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android