筆石村(読み)ふでしむら

日本歴史地名大系 「筆石村」の解説

筆石村
ふでしむら

[現在地名]丹後町筆石

此代このしろ竹野たかのの間、乗原のんばら峠の西方に位置し、北は日本海に臨んだ見晴しのよい土地である。村内を伊根街道が通る。古代竹野郷(和名抄)の地とされる。

中世末の丹後国御檀家帳に「ふてし 家六拾軒斗」とあり、講親として「三郎兵衛尉殿・にしとの」の名が記される。家数六〇余とかなりの大村であったが、江戸時代の初めは竹野村の一部として扱われ、慶長検地郷村帳には「竹野村之内筆石村」となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む