筍干・笋干・筍羹・笋羹(読み)しゅんかん

精選版 日本国語大辞典 「筍干・笋干・筍羹・笋羹」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐かん【筍干・笋干・筍羹・笋羹】

〘名〙
① 干した筍(たけのこ)
異制庭訓往来(14C中)「豆腐上物。油炙。笋干」
② 筍を切って、鮑(あわび)小鳥蒲鉾(かまぼこ)などと色よく煮含めて盛り合わせた普茶料理。節を抜いた筍に魚のすり身を詰めて煮たものもいう。しゅんか。《季・夏》 〔料理物語(1643)〕
食器一種
※公家言葉集存(1944)七「しゅんかん 深い茶碗」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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