… また漁労も網,釣りをはじめ魞(えり),筌(うけ),諸川における網代(あじろ),簗が用いられただけではなく,鳥の捕獲,鵜飼,さらに縁辺では鷹飼による狩猟も行われた。その中で早くから天皇家と結びついたのは,宇治網代,息長(おきなが)氏の根拠筑摩御厨(つかまのみくりや∥ちくまのみくりや)で,天智天皇の設置という所伝をもつ筑摩御厨は大膳職に属し,その長は膳部から選ばれ太政官符によって補任(ぶにん)されており,魚,未醬などを貢献した。この御厨に属した調丁はおそらく湖の各所に根拠をもつ海民であったろう。…
… また漁労も網,釣りをはじめ魞(えり),筌(うけ),諸川における網代(あじろ),簗が用いられただけではなく,鳥の捕獲,鵜飼,さらに縁辺では鷹飼による狩猟も行われた。その中で早くから天皇家と結びついたのは,宇治網代,息長(おきなが)氏の根拠筑摩御厨(つかまのみくりや∥ちくまのみくりや)で,天智天皇の設置という所伝をもつ筑摩御厨は大膳職に属し,その長は膳部から選ばれ太政官符によって補任(ぶにん)されており,魚,未醬などを貢献した。この御厨に属した調丁はおそらく湖の各所に根拠をもつ海民であったろう。…
※「筑摩御厨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...