日本歴史地名大系 「算用場跡」の解説 算用場跡さんようばあと 石川県:金沢市金沢城下第四連区西町算用場跡[現在地名]金沢市丸の内藩の財政をつかさどる役所で、城の北側、藤右衛門(とうえもん)丸下に位置した。当初は紺屋坂口(こんやさかぐち)御門前(のちの新堂形米蔵敷地)に設けられたが、万治二年(一六五九)金谷(かなや)御門外の堂形(どうがた)屋敷に移転、寛文一二年(一六七二)当地に移った(菅家見聞集)。敷地は東西六四間余(延宝町絵図)、人口は西町口(にしちようぐち)御門側(東側)にあり、御預地方・定検地方・御勝手方・改作方・御郡方・金山方などの詰所も併置されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by