算盤珠(読み)ソロバンダマ

デジタル大辞泉 「算盤珠」の意味・読み・例文・類語

そろばん‐だま【算盤珠】

そろばんに使ってある
勘定計算
么麼どういう―でしょうナ」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「算盤珠」の意味・読み・例文・類語

そろばん‐だま【算盤珠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. そろばんの桁に通してあるたま。
    1. [初出の実例]「十露盤玉(ソロバンダマ)筆先に帳尻つくろふ溝鼠のみ成りけん」(出典:別れ霜(1892)〈樋口一葉〉二)
  3. そろばん(算盤)
    1. [初出の実例]「一体婦人が男子に対して貢献するのに〈略〉芸術だのを以てして、其で、算盤玉に当って、差引かうと云ふほど生意気なことは無い」(出典:湯島詣(1899)〈泉鏡花〉五)

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