デジタル大辞泉 「算盤珠」の意味・読み・例文・類語 そろばん‐だま【▽算盤▽珠】 1 そろばんに使ってある珠。2 勘定。計算。「么麼どういう―でしょうナ」〈魯庵・社会百面相〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「算盤珠」の意味・読み・例文・類語 そろばん‐だま【算盤珠】 〘 名詞 〙① そろばんの桁に通してあるたま。[初出の実例]「十露盤玉(ソロバンダマ)と筆先に帳尻つくろふ溝鼠のみ成りけん」(出典:別れ霜(1892)〈樋口一葉〉二)② =そろばん(算盤)②[初出の実例]「一体婦人が男子に対して貢献するのに〈略〉芸術だのを以てして、其で、算盤玉に当って、差引かうと云ふほど生意気なことは無い」(出典:湯島詣(1899)〈泉鏡花〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例