ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「管クラゲ類」の意味・わかりやすい解説 管クラゲ類くだクラゲるいSiphonophorae 刺胞動物門ヒドロ虫綱管クラゲ目に属する種の総称。単純な傘形のクラゲではなく,飾りのついたひも状や気体の入った気胞などさまざまな形をしているが,いずれも共同の幹から各種個虫が出芽して群体をつくっている。各個虫は,生殖体,栄養体など機能に応じ分化している。長さが数十mに達するものもある。カツオノエボシ,ボウズニラなど世界で約 150種が知られており,多くは外洋の中層や表層に見られる。(→刺胞動物,ヒドロ虫類,無脊椎動物) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by