管鑰(読み)カンヤク

デジタル大辞泉 「管鑰」の意味・読み・例文・類語

かん‐やく〔クワン‐〕【管×鑰/管×籥】

かぎ
「守城長曰く、『僕其―を司れり』」〈東海散士佳人之奇遇
竹笛
「―の声、…欣欣然と悦びて」〈浄・蝉丸

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「管鑰」の読み・字形・画数・意味

【管鑰】かん(くわん)やく

かぎ。〔晋書、陶侃伝〕疾篤きにんで、將(まさ)に長沙に歸らんとす。軍仗・牛馬舟、皆定り。倉庫に封印し、自ら管鑰を加ふ。

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