箱回(読み)はこまわし

精選版 日本国語大辞典 「箱回」の意味・読み・例文・類語

はこ‐まわし ‥まはし【箱回】

〘名〙
※俳諧・笈日記(1695)下「燕についてはいるや箱まはし」
門付芸辻芸一種。首からつるした人形箱舞台とし、太鼓などで囃しながら小さな人形を操って見せるもの。また、その芸人。室町末頃に起こり、江戸時代全国に広がった。はこたたき。→傀儡師(かいらいし)①。〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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