節所(読み)フシドコロ

デジタル大辞泉 「節所」の意味・読み・例文・類語

ふし‐どころ【節所】

浄瑠璃などで、節の聞かせどころ。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「節所」の意味・読み・例文・類語

ふし‐どころ【節所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 謡物語物などの段落になる所。
    1. [初出の実例]「段々の句切の外に、息ついて其の節所(フシドコロ)のはたらきを専とすべし」(出典:歌謡・紙鳶(1687)上)
  3. 浄瑠璃などで、節を聞かせる部分。地の文の、曲節変化に富んだ聞かせどころ。
    1. [初出の実例]「つらきながらも勤めとて、ふし所(ドコロ)を口ばやに語り」(出典:浮世草子好色一代女(1686)五)

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