簓三八(読み)ササラサンパチ

精選版 日本国語大辞典 「簓三八」の意味・読み・例文・類語

ささら‐さんぱち【簓三八】

  1. 〘 名詞 〙 古く、疫病や疱瘡(ほうそう)などを防ぐまじないとして、鮑(あわび)の殻の内側木札などに書いて門戸にはった文句。簓三助。簓三八孫。簓三八宿。
    1. [初出の実例]「玄関の鴨居に蚫貝ぶらさげてささら三八の名号」(出典:談義本・世間万病回春(1771)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む