簡古(読み)カンコ

デジタル大辞泉 「簡古」の意味・読み・例文・類語

かん‐こ【簡古】

[名・形動]簡素で古色を帯びていること。また、そのさま。「簡古筆致

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精選版 日本国語大辞典 「簡古」の意味・読み・例文・類語

かん‐こ【簡古】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 簡素で古めかしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「されども身をかざらず倹約にへりくだりかんこにもったぞ」(出典:玉塵抄(1563)三一)
    2. [その他の文献]〔陸游‐跋花間集〕

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普及版 字通 「簡古」の読み・字形・画数・意味

【簡古】かんこ

簡潔で古雅。〔東坡題跋、二、黄子思詩集の後に記す〕李・杜の後、詩人斷作す。~獨り應物・柳宗元、纖(せんじやう)を古に發し、至味澹泊に寄す。餘子のに非ざるなり。

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