簡朴(読み)カンボク

デジタル大辞泉 「簡朴」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぼく【簡朴/簡×樸】

[名・形動]簡略で素朴なこと。また、そのさま。
「その歌のかずかずは、万葉の高古にして―なる」〈藤村雅言詩歌

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精選版 日本国語大辞典 「簡朴」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぼく【簡朴・簡樸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 簡略にして素朴であること。また、そのさま。簡素。
    1. [初出の実例]「神武創業の始に復し、簡朴勤倹の風に復す可し」(出典:公議所日誌‐三・明治二年(1869)三月)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐魁覇伝〕

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普及版 字通 「簡朴」の読み・字形・画数・意味

【簡朴】かんぼく

簡素でかざりけがない。宋・陸游山西の村に遊ぶ〕詩 簫鼓(せうこ)隨して、春し 衣冠朴にして、古風存す

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