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籌安会 ちゅうあんかいChou-an-hui; Ch`ou-an-hui

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

籌安会
ちゅうあんかい
Chou-an-hui; Ch`ou-an-hui

中国,1915年に袁世凱の帝制運動を推進するために結成された会。第二革命ののち,専制支配を実施した袁は,皇帝になる野心をもち,『君憲救国論』を著わして帝制を支持していた腹心の楊度に命じて籌安会を組織させた。籌安会には,清末の立憲派の厳復,中国革命同盟会会員であった孫毓 筠,胡瑛李燮和および劉師培が参加し,帝制復活運動を推進した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうあんかい【籌安会 Chóu ān huì】

中国の近代,袁世凱の帝政運動に奉仕する目的で,国体研究を名目に,1915年8月から10月にかけて組織された団体。発起者の楊度(1874‐1931),孫毓筠(そんいくいん),厳復,李燮和(りしようわ),胡瑛,劉師培を六君子と呼ぶこともある。中心人物の楊度は,留日学生出身の政客で,清末以来袁世凱の幕下にあった。厳復は社会進化論者,劉師培は無政府主義者,孫毓筠,李燮和,胡瑛は革命派として知られていた。楊度らはまた,公民請願団を組織したりもしたが,やがて梁士詒に主導権を奪われた。

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