精選版 日本国語大辞典 「籠抜」の意味・読み・例文・類語 かご‐ぬき【籠抜】 〘 名詞 〙 =かごうつし(籠写) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「籠抜」の意味・わかりやすい解説 籠抜 (かごぬけ) 竹で編んだ籠の中をくぐりぬける曲芸。延宝年間(1673-81)長崎から小鷹和泉,唐崎竜之助が出て大坂で始めたと《和漢三才図会》に見える。口径40~45cm,長さ2~2.5mの竹籠を,地上2mくらいの台の上に置いて,その中を瞬時にしてくぐりぬける。籠の中にろうそくや刃物を立て,その中を通るという芸もあった。中国渡来のものらしく,江戸時代を通じて流行した。執筆者:織田 紘二 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by