籠田町(読み)かごだちよう

日本歴史地名大系 「籠田町」の解説

籠田町
かごだちよう

[現在地名]岡崎市籠田町・亀井かめい

東海道往還筋の町。伝馬てんま町から岡崎城籠田総門を入ってすぐ、外郭内北東部に南北に通ずる。町の中央から西に連尺れんじやく町に通じ、その北は六供ろつく木戸口までを片側かたがわ町、木戸から北は籠田新町と称した。町の長さ一二四間五尺、幅往還通三間、片側町二間二尺。前本多家時代の寛永(一六二四―四四)頃の岡崎城絵図(岡崎市史)に、内伝馬町として連尺町まで長さ八五間と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android