精選版 日本国語大辞典 「籠蓋」の意味・読み・例文・類語 ろう‐がい【籠蓋】 〘 名詞 〙 おおいかぶさること。人をある場所に押しとどめて、他へ移らないようにすること。[初出の実例]「強欲レ籠二蓋万象一」(出典:日本詩史(1771)五)「社会の劣等なる読者を籠蓋し得たりとて」(出典:文明批評家としての文学者(1901)〈高山樗牛〉五)[その他の文献]〔世説新語‐賞誉上〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「籠蓋」の読み・字形・画数・意味 【籠蓋】ろうがい おおう。まるめこむ。〔世説新語、賞誉〕王太尉(衍)曰く、裴令(楷)を見るに、然、人の上を籠蓋す。に非ざるなりと。字通「籠」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報