(読み)カゴ

デジタル大辞泉の解説

かご【籠】

竹・籐(とう)・柳、または針金などを編んで作った入れ物。「買い物」「の鳥」

こ【籠】

竹を編んで作ったいれもの。かご。
「―もよみ―持ち」〈・一〉
伏せ籠(ご)」に同じ。
「なえたる衣(きぬ)どもの厚肥えたる、大いなる―にうちかけて」〈帚木

ろう【籠】[漢字項目]

常用漢字] [音]ロウ(漢) [訓]かご こもる こ こめる こむ
〈ロウ〉
竹で編んだ入れ物。かご。「籠球籠鳥印籠蒸籠(せいろう)灯籠薬籠
中にこめる。とりこむ。「籠絡
中に閉じこもる。「籠居籠城参籠
〈かご〉「屑籠(くずかご)竹籠鳥籠
[補説]「篭」は俗字。
[難読]尾籠(おこ)駕籠(かご)籠手(こて)葛籠(つづら)旅籠(はたご)魚籠(びく)破籠(わりご)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

かご【籠】

竹,蔓,木の小枝,針金などを編んでつくった入れ物。語源は定かではないが,上代に〈こ〉と呼ばれていたことを考えれば,〈か〉の由来する言葉との合成語であることがわかる。すなわち〈か〉はとも堅の意ともいわれ,〈こ〉に形容的に冠している。あるいはまた,構籠(かきご)や囲むの略義であろうとする説もある。籠の文献上の用例としては,まず鎌倉時代に書かれた《名語記》の〈こころ流浪の行人のせなかに負たる籠をかこおひとなつけたり〉をあげることができる。

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世界大百科事典内のの言及

【編物】より

…〈編み〉に機械的工夫を加えたものが〈織り〉だともいえよう。
【考古学からみた編物】
 人類は古くから編物を利用していたらしく,考古学的には網,籠(バスケット類),蓆(莚)(むしろ),網代などが確かめられる。だが編物は素材が一般に有機質だから腐りやすく遺物として残りにくいため,絵画資料によるほかは多くの場合,粘土面への圧痕などによってわずかにその存在を知るか,または出土する石・土製の錘をもって編物細工用の錘具あるいは漁網用の錘とみて,それらの存在を間接的に推知したりするにとどまる。…

※「籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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