米国の金融緩和

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米国の金融緩和

米国中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)は、金融危機に伴う深刻な景気後退に対応するため、2008年に主要政策金利フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年0~0・25%とする事実上のゼロ金利政策を開始した。同時期に、米国債などを大量に買い入れ市場に出回る資金量を増やす量的緩和政策も導入。デフレ懸念が高まった10年には量的緩和第2弾を実施した。景気が減速した12年9月には第3弾を始め、米国債と住宅ローン担保証券を毎月計850億ドル(約9兆2千億円)購入していたが、13年12月に購入縮小開始を決めた。(ワシントン共同)

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