住宅ローン担保証券(読み)ジュウタクローンタンポショウケン

デジタル大辞泉 「住宅ローン担保証券」の意味・読み・例文・類語

じゅうたくローンたんぽ‐しょうけん〔ヂユウタク‐タンポ‐〕【住宅ローン担保証券】

不動産担保証券一種で、住宅ローン債権証券化したもの。日本では、住宅金融支援機構銀行が住宅ローンを担保にして発行する証券金融機関にとって返済長年にわたる住宅ローンを途中で現金化できる利点がある。RMBS(residential mortgage-backed securities)。→サブプライムローン

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共同通信ニュース用語解説 「住宅ローン担保証券」の解説

住宅ローン担保証券

住宅ローンの債権を担保にして組成した金融商品。リーマン・ショック前の米国では信用力の低い借り手を対象にしたサブプライムローンを組み込んだ住宅ローン担保証券が世界中に流通。住宅バブルの崩壊で暴落して金融危機を引き起こした。リスクをきちんと説明しないまま証券を販売したのは不正だとして、米当局は制裁金の支払いを求めて各金融機関と協議。米バンク・オブ・アメリカは2014年に総額166億5千万ドル(約1兆6800億円)の支払いで和解した。(共同)

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