米国の黒人奴隷

共同通信ニュース用語解説 「米国の黒人奴隷」の解説

米国の黒人奴隷

米大陸に白人が入植後、労働力としてアフリカから連れてこられた。南部タバコ綿花の大規模な栽培が始まり大量に動員された。1776年の米独立宣言後も奴隷制は続き、南北戦争後の1865年に憲法修正13条で廃止明記。奴隷解放後も南部で人種差別制度が残り、20世紀後半には差別撤廃を求める公民権運動が展開された。現在も白人警官による黒人への過剰な暴力などがたびたび社会問題となっている。2017年の人口比は白人76・6%、黒人13・4%。(ワシントン共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android