米子市史(読み)よなごしし

日本歴史地名大系 「米子市史」の解説

米子市史
よなごしし

一冊 米子市役所編 昭和一七年刊 昭和四八年復刻

解説 大正四年御大典記念事業として計画されたものの実現をみなかった米子町史の編纂を市が継承したもので、昭和二年市制施行と同時に市による編纂が開始された。主任編纂委員は足立正、庄倉弘義が実務を担当した。叙述は資料の制約もあって中世から明治前期までに限定し、原始古代および現代史については他日を期することとされた。序文で近代資料の散逸が指摘されている。資料収集の重点は民間記録に置かれ、その関係で第二編近世史は一八章に及んで全体の約六割を占める。また原史料の引用の多いのが特色

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android