粉末ジュース(読み)ふんまつジュース

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

粉末ジュース
ふんまつジュース

粉末状にした人工果汁。水に溶かすと果汁に似た味がする。日本では第2次世界大戦後市販された商品で,ぶどう糖を主体にして有機酸香料合成着色料人工甘味料などを加えたもの。安価で果汁に似た風味が楽しめるために,急速に消費が伸びたが,サイクラミン酸ナトリウム (チクロ) の使用禁止で採算難となり,ほとんど姿を消した。

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世界大百科事典内の粉末ジュースの言及

【ジュース】より

…その後,このバヤリーの特許をゼネラル・フーズが買収,日本では第2次大戦後の51年,朝日麦酒が〈バヤリースオレンジ〉を発売した。この商品は爆発的な人気を博し,他社もこれに追随して同種の瓶詰製品を発売,続いて水で希釈,あるいは溶解して飲用する濃厚ジュース(コンクジュース)や粉末ジュースも登場してジュースブームを現出した。60年代後半になって俗に〈噓(うそ)つきジュース〉といわれる不当表示が問題化した。…

※「粉末ジュース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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