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人工甘味料 じんこうかんみりょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人工甘味料
じんこうかんみりょう

合成甘味料ともいう。化学的に合成した,甘味をもつ化合物。ズルチン,サイクラミン酸塩 (チクロ) ,サッカリンなど,砂糖代用の安価な甘味料として,ジュース,缶詰,菓子などに広く使用されてきたが,その毒性が問題となり,日本では 1968年7月,ズルチンの使用が全面禁止となり,チクロも翌年 11月使用禁止となった。

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デジタル大辞泉の解説

じんこう‐かんみりょう〔‐カンミレウ〕【人工甘味料】

天然には存在せず、人工的に合成して作った甘味料食品衛生法によって規定される。アスパルテームスクラロースなどが知られる。合成甘味料

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百科事典マイペディアの解説

人工甘味料【じんこうかんみりょう】

合成甘味料

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栄養・生化学辞典の解説

人工甘味料

 人工的に合成した甘味料.サッカリン,アスパルテームなど.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

じんこうかんみりょう【人工甘味料】

甘味があり,砂糖の代用にされる合成食品添加物。サッカリン・アスパルテーム,グリシルリジン酸のナトリウム塩など。

出典|三省堂
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知恵蔵miniの解説

人工甘味料

人工的に作られた、天然に存在しない甘味料のこと。1900年代初頭に初めて開発され、代表的なものにアスパルテーム、スクラロース、サッカリン、アセスルファムカリウムがある。これらはショ糖の数百倍の甘さがあり、生理的熱量(カロリー)がゼロか極めて低い。清涼飲料水や菓子類、歯磨きなどに添加物として利用されているほか、肥満や糖尿病などの原因にならないとして砂糖に代わる甘味料商品も発売されている。幾多の検証により人工甘味料の有害性は否定されてきたが、2014年9月、イスラエルの研究チームが、主要人工甘味料3種が腸内細菌に影響を与えて血糖値レベルを引き上げ、肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があることなどを、イギリスの科学誌ネイチャー電子版に発表した。

(2014-9-24)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

人工甘味料
じんこうかんみりょう

食品添加物として使用を認められている化学的合成品を主とする甘味料。合成甘味料ともいう。現在までに開発された人工甘味料には、サッカリン、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、ズルチン、サイクラミン酸ナトリウム(チクロ)、グリチルリチン酸塩、D-ソルビトール、D-キシリトール、スクラロース、アセスルファムカリウムなどがある。ズルチンとチクロは発癌(はつがん)性などその安全性に疑いが生じたため、使用が禁止されている。サッカリンとサッカリンナトリウムは砂糖の約500倍の甘味をもつ。トルエンを酸化する方法で製造され、サッカリンはチューインガムに、またナトリウム塩はアイスクリーム類、菓子類、清涼飲料、漬物、佃煮(つくだに)、魚加工品、ジャムなどの食品に使用が許可されている。アメリカにおいてサッカリンに発癌性があるとされたこともあったが、現在はサッカリン自体に発癌性はないとみられている。しかし、不純物のo(オルト)-トルエンスルホンアミドに関して厳しい規制が設けられている。日本では食品衛生法により最大使用量が定められている。
 アスパルテームはアミノ酸のL-アスパラギン酸とL-フェニルアラニンを結合させてメチルエステルにしたものである。体内ではもとのアミノ酸になるが、フェニルアラニンを分解できないフェニルケトン尿症の人のために含有する旨の表示が義務づけられている。熱に弱いので一般の調理には使用しにくいが、甘味が砂糖の味にきわめて近いので、清涼飲料や食卓での甘味料などに使用される。
 また、完全な化学合成品ではないが、天然の糖を原料としてつくられる糖アルコールも食品添加物として認められ、広く用いられている。ブドウ糖に水素を添加したソルビトールは、消化吸収されないためダイエット食品や肥満、糖尿病などの際の甘味料として使用されているが、下痢を生じやすい欠点がある。吸湿性があり、菓子や加工食品に柔らかさを与えるため砂糖と併用されることもある。またむし歯をつくらない新しい甘味料として注目を集めているキシリトールは、おもにフィンランドで生産されているが、日本では1997年(平成9)に食品添加物に指定された。ガム、キャンディーなどの菓子類、歯みがき剤、洗口剤、糖尿病用の食事や術後の輸液などに使われている。グリチルリチン酸塩は甘草(かんぞう)を原料としたもので、みそ、しょうゆにのみ使用が許可されている。[河野友美・菅野道廣・山口米子]
『吉積智司他著『甘味の系譜とその科学』(1986・光琳) ▽シーエムシー編・刊『機能性甘味料の全容』(1988) ▽東京都消費者センター試験研究室編『試買テスト・シリーズ3-11 食品中の甘味料及び品質保持剤等』(1993・東京都消費者センター)』

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世界大百科事典内の人工甘味料の言及

【合成甘味料】より

…化学的に合成された甘味をもつ化合物のことで,人工甘味料ともいう。化学構造と甘味との関係は古くから研究されているが,アルデヒド基-CHO,オキシム基-CH=NOH,ハロゲン基,アミノ基-NH2,スルホ基-SO3H,トリアジン核,スルホアミノ基-SO2NH2,水酸基-OHをもった化合物がおおむね甘味が強い。…

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