粘土質炭酸鉄鉱(読み)ねんどしつたんさんてっこう

最新 地学事典 「粘土質炭酸鉄鉱」の解説

ねんどしつたんさんてっこう
粘土質炭酸鉄鉱

clayey iron stone

石炭層に伴う層状・レンズ状・塊状の鉄鉱。結晶度の低いシデライトなどの炭酸塩鉱物と粘土・砂・礫・有機物からなる。沼沢性の堆積環境のもと,植生による酸化条件で炭層中の粘土質物質とともに堆積・沈殿したもの。植物とともに堆積した場合は炭質炭酸鉄鉱を形成。資源として重要なものではない。中国太原地方の芋状鉄鉱は粘土質炭酸鉄鉱に由来する原地残留鉱床。日本でも各地の夾炭(きようたん)層の下盤にシデライト団塊などとして産出。

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岩石学辞典 「粘土質炭酸鉄鉱」の解説

粘土質炭酸鉄鉱

粘土鉄岩(clay ironstone)と同義.石炭層に伴って産する層状または塊状の鉄鉱で,外観は泥灰岩に似て緻密であり,主に粘土質物質と結晶度の低いシデライトなどの炭酸塩鉱物の混合物[渡辺編 : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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