結晶度(読み)ケッショウド

デジタル大辞泉 「結晶度」の意味・読み・例文・類語

けっしょう‐ど〔ケツシヤウ‐〕【結晶度】

火成岩中の結晶ガラス割合結晶作用の完全・不完全の程度を表し、ガラス質半晶質完晶質区分
結晶部分と非結晶部分からなる高分子化合物における、結晶部分が全体に占める重量比。一般的に結晶度が高いと融点が上がり、硬さと剛性が増し、もろくなる。

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精選版 日本国語大辞典 「結晶度」の意味・読み・例文・類語

けっしょう‐どケッシャウ‥【結晶度】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高分子化合物で、全体に対する結晶部分の重量分率をいう。化合物の構造冷却融解のときの温度時間外力などの諸条件で変化し、高分子化合物の性質を決定する。結晶化度
  3. 火成岩の、結晶質部分とガラス質部分との割合。

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最新 地学事典 「結晶度」の解説

けっしょうど
結晶度

crystallinity

岩石学では火成岩の結晶作用の程度を表す意味使用。ガラスのみからなるガラス質,ガラスおよび結晶からなる半晶質,結晶のみからなる完晶質に区分。主としてマグマの冷却速度の関数だが,急冷した噴出岩では化学組成にもより,苦鉄質岩のほうが結晶度が高い。鉱物学では結晶化度と同じ意味で使われる。

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参照項目:結晶化度

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岩石学辞典 「結晶度」の解説

結晶度

火成岩における結晶作用の程度を意味し,岩石の中の結晶とガラス質の量の割合を表わしている.このような結晶度によって岩石を完晶質,半晶質,完全ガラス質,顕晶質非顕晶質,微晶質,隠微晶質などに区分する.この結晶度という意味はあいまいで,単にガラスの量の多少ばかりではなく,結晶粒の大きさにも関係する表現である.厳密な結晶度の測定方法はなく肉眼による感覚的なもので決めるが,岩石の鑑定には有効な表現である.

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