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泥灰岩 でいかいがんmarl

翻訳|marl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

泥灰岩
でいかいがん
marl

マールともいう。堆積岩の一種で,粘土質成分と炭酸塩成分が混合された泥岩。詳しくは炭酸塩を 35~65%含み,残りは粘土のものをさす。地層として広く分布する場合と,砂岩や泥岩中に結核状に産出する場合とがある。

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デジタル大辞泉の解説

でいかい‐がん〔デイクワイ‐〕【泥灰岩】

堆積岩(たいせきがん)の一。粘土質成分と石灰質成分とがまじった、泥岩と石灰岩との中間的な岩石マール

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岩石学辞典の解説

泥灰岩

この語は,層状鉄鉱床では菱鉄鉱(siderite)質の殻をもつ石灰岩からシャモス石(chamosite)質泥岩まで変化する.(1) マール(marl)の固結したもの.(2) 米国ユタ州のGreen River formationの石灰質泥岩.などいくつかの意味がある[Cotta : 1862, Hallimond : 1925, Gary, et al. : 1972].

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世界大百科事典 第2版の解説

でいかいがん【泥灰岩 marl】

粘土質成分および炭酸塩成分が混合した,おもに灰色の堆積物。日本では泥質の石灰岩を広く泥灰岩(マール)と呼びならわしてきた。マールは種々の意味で使用されるが,アメリカでは海成あるいは陸水成(とくに後者を重視)で,粘土および炭酸塩の混合物からなるものを呼び,固結したものはマール岩として区別している。日本とヨーロッパでは固結・未固結を区別せず泥灰岩と呼ぶ。陸水成のものに限って使用するべきであるという意見もある。

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大辞林 第三版の解説

でいかいがん【泥灰岩】

炭酸塩に富む泥質の堆積岩。泥岩と石灰岩との中間で、石灰質泥岩あるいは泥質石灰岩とも呼ばれる。マール。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

泥灰岩
でいかいがん
marl

細粒砕屑(さいせつ)粒子の泥質物質と、石灰岩の主成分である炭酸カルシウムが混合してできた中間的組成の堆積(たいせき)岩。おもに粘土鉱物と方解石からなる。マールともいう。石灰質泥岩とよばれるものから、泥質石灰岩あるいは不純石灰岩とよばれるものまで含み、炭酸カルシウム成分は30~70%を占めている。炭酸カルシウム成分は海水から化学的に分離沈殿したものであるが、生物の生活作用が関連していると考えられている。[斎藤靖二]

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