日本歴史地名大系 「粟の落穂」の解説 粟の落穂あわのおちぼ 三冊 野口年長著成立 弘化三年写本 徳島県立図書館所蔵呉郷文庫ほか解説 著者野口年長は徳島藩士沢十郎の家臣で、国学を本居宣長・大平に学んだのち城下助任に居住し、多くの門下生を育成した人物。内容は「古事記」、六国史などの古記録や寺社の碑文などを調査し、阿波に関する事項を一二一項目にまとめたもの。全体の約三分の一にあたる四五項目が地名の由来に関するもので、仏事・祭礼に関するもの二七項目、古制度に関するもの二一項目、そのほか人物や岩石に関する伝承などを二八項目収録している。活字本 新編阿波叢書上 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by