精選版 日本国語大辞典 「粲然」の意味・読み・例文・類語 さん‐ぜん【粲然・燦然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① きらきらと光り輝くさま。また、鮮やかなさま。明らかなさま。はっきりとしているさま。[初出の実例]「彫龍筆海粲然得レ看矣」(出典:万葉集(8C後)一七・三九七三・題詞)「明星の山の端に燦然たるを見て」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)一)[その他の文献]〔漢書‐五行志・七上〕② 白い歯を見せて笑うさま。〔布令字弁(1868‐72)〕 〔春秋穀梁伝‐昭公四年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「粲然」の読み・字形・画数・意味 【粲然】さんぜん 明らかなさま。清らかなさま。また、笑うさま。唐・李白〔古風、五十九首、五〕詩 我來(きた)つて眞人にひ 長して寶訣を問ふ 粲然として玉齒を(ひら)き 授くるにのを以てす字通「粲」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報