(読み)はぜ

精選版 日本国語大辞典 「粶」の意味・読み・例文・類語

はぜ【&JISF798;・葩煎・爆米】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「はぜる(爆)」の連用形名詞化 ) 糯米(もちごめ)を煎(い)ってはぜさせたもの。江戸時代、これを盛ったものを年賀客に出したり、また蓬莱(ほうらい)台の下に敷いたりした。年末から正月にかけて、はぜ売りが売り歩いた。また、雛の節供菓子や鯉・鮒などの餌ともした。《 季語新年
    1. [初出の実例]「モミ fajeni(ハゼニ) ナッタ」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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