精核(読み)セイカク

デジタル大辞泉 「精核」の意味・読み・例文・類語

せい‐かく【精核】

動物卵の受精の際に、卵に突入し、卵核と合一するまでの精子の核。雄性前核。
種子植物で、花粉内に生じた精子に相当する核。雄核

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精選版 日本国語大辞典 「精核」の意味・読み・例文・類語

せい‐かく【精核】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雄性配偶子の核。一般に動物では精子の核をいう。被子植物では花粉管内の雄原核(生殖核)が分裂してできる二個の核をさす。雄核。精子核。
  3. 多細胞動物卵の受精で、卵細胞にはいってから雌性前核と合一するまでの精子の核をいう。雄性前核。
  4. せいかく(精覈)漢書馬融

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普及版 字通 「精核」の読み・字形・画数・意味

【精核】せいかく

くわしく明らか。漢・馬融〔長笛の賦の序〕融、に典覽し、數なり。、性、を好み、能く琴を鼓し笛を吹く。

字通「精」の項目を見る

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