精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(読み)せいしんほけんおよびせいしんしょうがいしゃふくしにかんするほうりつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
せいしんほけんおよびせいしんしょうがいしゃふくしにかんするほうりつ

昭和25年法律123号。従来精神保健法を再改正した法律。略して精神保健福祉法ともいう。保健行政と福祉行政の一本化により,精神障害者等の自立と社会経済活動への参加を促進させることを目的とし,1995年7月から施行された。(1) 保険優先の医療に切り替えること,(2) 従来の授護寮,授産施設に福祉ホームと福祉工場を加えること,(3) 通院リハビリテーション事業を法的な社会適応訓練事業とすること,(4) 精神障害者保健福祉手帳制度を創設することなどを法定化した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android