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精神病質 せいしんびょうしつpsychopathy; psychopathic personality

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

精神病質
せいしんびょうしつ
psychopathy; psychopathic personality

精神病ではないが,正常との中間状態をいう。あるいは人格の正常からの変異,逸脱をいう。疾病による人格変化は含まれない。ドイツ精神医学者,K.シュナイダー (1887~1967) は,人格の平均基準からの逸脱を異常人格と規定し,そのなかで「その人格の異常性のためにみずから悩むか,または社会が悩む」場合を精神病質と呼んだ。理論的にはこのような概念を想定することも可能であるが,実際の臨床場面では,診断ないし理解の困難な症例に安易にこの概念を用いる傾向もある。治療は精神療法ないし再教育が主となるが,その効果については悲観説と楽観説がある。いずれにせよ,精神病質なるものの概念の乱用は慎まなければならない。

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大辞林 第三版の解説

せいしんびょうしつ【精神病質】

性格が逸脱し、そのために社会を困らせたり自らが悩むもの。性格異常。人格障害。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

精神病質
せいしんびょうしつ

恒常的で病的な異常性格があり、社会適応に困難があるものをいい、精神病質人格ともいう。[編集部]

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世界大百科事典内の精神病質の言及

【犯罪学】より

…日本にも吉益脩夫の研究がある。K.シュナイダーは精神病質を〈人格の異常のために自身が悩むか社会が悩まされるもの〉と定義し,その類型化を行った。このシュナイダーによる精神医学の視点からの定義と分類は後に広く採用されるに至った。…

※「精神病質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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