精神神経薬理学(読み)せいしんしんけいやくりがく(英語表記)neuropsychopharmacology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「精神神経薬理学」の意味・わかりやすい解説

精神神経薬理学
せいしんしんけいやくりがく
neuropsychopharmacology

神経薬理学と精神薬理学が接近した医学の一分科。精神身体の働きは密接で分けることができないため,身体機能を対象とする神経薬理学と,精神機能を対象とする精神薬理学の両方から薬剤の働きを研究し,開発する。アスピリンをはじめとする鎮静,鎮痛剤,各種のトランキライザの作用抗うつ剤覚醒剤などのほか,幻覚剤もおもな研究対象となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android