精紡(読み)セイボウ

デジタル大辞泉 「精紡」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぼう〔‐バウ〕【精紡】

紡績最後工程で、粗紡した糸を一定の長さに伸ばしながらよりをかけ、必要な太さ・強さ・弾力をもった糸にすること。→粗紡

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精選版 日本国語大辞典 「精紡」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぼう‥バウ【精紡】

  1. 〘 名詞 〙 紡績の最後の工程で、粗糸に必要な太さ・強さ・弾力を持たせるために、適度に引き伸ばしながら縒(よ)りを掛ける作業
    1. [初出の実例]「粗紡、綛、精紡各工女の欠勤比較表なり」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉四)

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