デジタル大辞泉 「精衛」の意味・読み・例文・類語 せい‐えい〔‐ヱイ〕【精衛】 古代中国の伝説上の鳥。夏をつかさどる炎帝の娘が東海におぼれ死んで化した、くちばしが白く、足の赤い鳥。西山の石をくわえてきては東海に落として海を埋めようとしたという。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「精衛」の意味・読み・例文・類語 せい‐えい‥ヱイ【精衛】 〘 名詞 〙 古代中国の想像上の鳥。夏をつかさどる炎帝の娘が東海に溺れて化した、白いくちばしと赤い足をもった鳥。常に西山の木石をくわえて東海を埋めようとしたが果たせなかったという。[初出の実例]「君見ずや、精衛(セイエイ)は卑しき鳥也。親の怨を報じて大海を埋ん事を謀る」(出典:太平記(14C後)三四)[その他の文献]〔左思‐魏都賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例