糊口を凌ぐ(読み)ココウヲシノグ

デジタル大辞泉 「糊口を凌ぐ」の意味・読み・例文・類語

糊口ここうしの・ぐ

やっと暮らしを立てていく。貧しい暮らしをする。「内職をして―・ぐ」
[類語]食べる食う暮らすやってゆく生活する口をのりする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「糊口を凌ぐ」の意味・読み・例文・類語

ここう【糊口】 を 凌(しの)

  1. 貧しく暮らす。やっと暮らしを立てて行く。
    1. [初出の実例]「或は餬口(ココウ)を凌(シノ)ぐ迄に只口実に義を唱へて党派に入たる族(やから)もあれば」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android