糊口を凌ぐ(読み)ここうをしのぐ

精選版 日本国語大辞典 「糊口を凌ぐ」の意味・読み・例文・類語

ここう【糊口】 を 凌(しの)

貧しく暮らす。やっと暮らしを立てて行く。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉九「或は餬口(ココウ)を凌(シノ)ぐ迄に只口実に義を唱へて党派に入たる族(やから)もあれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「糊口を凌ぐ」の意味・読み・例文・類語

糊口ここうしの・ぐ

やっと暮らしを立てていく。貧しい暮らしをする。「内職をして―・ぐ」
[類語]食べる食う暮らすやってゆく生活する口をのりする

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