糠穂蓼(読み)ぬかぼたで

精選版 日本国語大辞典 「糠穂蓼」の意味・読み・例文・類語

ぬかぼ‐たで【糠穂蓼】

  1. 〘 名詞 〙 タデ科一年草本州九州湿地や畔に生える。全体に軟弱で、茎は高さ二〇~四〇センチメートルでよく分枝し、下部地表をはう。葉は質薄く長さ四~六センチメートルの狭披針形両面細毛を散生。八~一一月にかけ、枝先に紅色をおびた小さな白い花をまばらにつける。果実は三稜形で長さ約一・五ミリメートル。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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